メタマスク(MetaMask) とはなにか
メタマスク(MetaMask )は、ブラウザの拡張機能を使って導入できるWebウォレットです。
イーサリアムやERC20準拠のイーサリアム系のトークンが保管できます。
現時点で利用できるのはPC(Chrome,Firefox,Brave)です。
また、iOSとAndroidでベータ版をリリースしていますが、iOS版はテストユーザーが上限に達しているので現状Android版のみ利用できます。
インストールの方法
メタマスクは以下のページからインストールできます。
Chrome・Brave版メタマスク (ブラウザの拡張機能)
https://chrome.google.com/webstore/detail/metamask/nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn
Firefox版メタマスク (ブラウザの拡張機能)
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/ether-metamask/
Android版メタマスク(アプリ・ベータ版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=io.metamask
使い方
ウォレットの作成
メタマスクをインストールすると下の図のようにブラウザ右上に狐のアイコンが現れるのでそのアイコンをクリックします。
Get Started をクリックします。
メタマスクを使うのは初めてなので右の「 Yes, let’s get set up!」 をクリックして新規のウォレットを作成します。
ここでプライバシーに関する質問があります。
翻訳すると以下のようになります。
MetaMaskは、ユーザーがこの拡張機能をどのように利用するかを調べるために、使用状況データを収集したいと考えています。このデータは、当社製品およびイーサリアムエコシステムの有用性とユーザーエクスペリエンスを改善するために使われます。
MetaMaskでは
- いつでも情報の収集を設定から停止することができます。
- クリックおよびページの閲覧情報を匿名で送信します。
- コミュニティを教育するための公開統計として利用します。
- 決してコレクトキー、住所、取引、残高、ハッシュ、または任意の個人情報は収集しません。
- IPアドレスも収集しません。
- データを営利目的で販売しません!
I agree で同意、No Thanksで拒否できます。
どちらを選択しても設定に進むことができます。
次にパスワードを設定します。パスワードを二度入力したあとチェックボックスにチェックを入れて次に進みます。
ウォレットを復元する際に必要なバックアップフレーズです。
紙などにメモして大切の保管しましょう。メモができたら次へをクリックします。
先ほどメモしたバックアップフレーズを順番にクリックしましょう。
すべて完了 をクリックするとウォレットの作成は完了です。
送金
狐のアイコンをクリックするとこのようなウィンドウが出ます。
ここで「送信」をクリックします。
そしてフォームにイーサリアムのアドレスを入力すると以下のフォームが出てきます。
「アセット」と「送金金額」、「Transaction Fee(送金手数料)」を設定して次へをクリックすると、送金確認画面になります。
送金内容に間違いがなければ、確認をクリックします。
入金
次はメタマスクにイーサリアム・イーサリアム系トークンを振り込む場合です。
狐のアイコンをクリックして「振込」をクリックします。
今回はウォレットのアドレスに送金するため、アカウントを見るをクリックします。
そうするとアドレスがされます。
QRコードを読み取るか、0xから始まるQRコード下のアドレスをコピーするなどして別のウォレットから入金します。
トークンの追加
トークンの追加は左上にあるメニューをクリックすると下の方に トークンを追加 というのができるのでそれをクリックします。
そして追加したいトークンを検索、選択して次へをクリックします。
トークンを追加をクリックするとトークンが追加されます。
トークンの切り替えはメニューから行えます。
最後に
メタマスクは、ホットウォレットであるためハッキングのリスクは0ではありません。
簡単に利用できますが、セキュリティ面をしっかりしていないとハッキングの被害に遭う可能性があるので注意しましょう。
具体的なセキュリティ対策
- 怪しい拡張機能は入れない
- ハードウェアウォレットとの連携する
- パスワードを強固にする
- PCの電源を入れたまま放置しない(遠隔操作の防止)